今度はるっちゃんに八つ当たり

本日はるっちゃんです。小食で小柄なるっちゃんは、トムさんの半分くらいの大きさ。

食にあまり興味がなく、少量のカリカリしか食べません。

猫缶はもちろん、猫のおやつ的なものもいっぱい試したけど興味なし。

茹でたお魚もお肉も興味なし。

ところが!先日おせんべいをペロペロしていて

でもそれはあげられないなぁ。

もっと栄養になるものに興味を持ってほしいんだけど

--------------------------------------------------------------------

前記事の足袋履き猫のことをきっかけに

母のターゲットは猫に向いたらしかった。

朝、自室から出てきた母。いきなり怒鳴った。

なにしとんの!

怒鳴られたのはるっちゃん。

よせばいいのに、

るっちゃんは毎朝母が朝食を食べにリビング経向かうと

母の部屋を通り抜け、庭に面した廊下で外を見るのが日課。

そこでトムさんと朝の挨拶を交わし、庭に来る鳥を眺めている。

もう1年半くらい毎日のこと。

ももう慣れていて、るっちゃん、私の部屋に来て外みてるよ〜と言うくらい。

機嫌の悪いとき以外は何も言わなくなっていた。

なのにこの日はかなり酷く当たられたるっちゃん。

母が部屋から出て来る音がしたので、いつものように

母の部屋の前に歩いて行ったるっちゃん。

あんな母にも、一応挨拶なのか毎日声かけのように鳴く。

このときもそれをしただけなのに、いきなり大きな声で怒鳴られた。

あぁ、機嫌が悪いのね

と、るっちゃんを呼び戻そうとしたらバーンっと大きな音がした。

母が自室の扉を勢いよく閉めたのだ。

音は2度した。

扉をかなり勢いよく閉めたらしく、跳ね返って扉が開いてしまったらしい。

どんだけ力いっぱい閉めてるのよ

娘は前日は遅番勤務で帰りは夜中。まだ寝ているというのに。

一度起きると、眠れなくなってしまう子なのに

何度母言っても、そういう配慮はしてくれない。

機嫌の悪かった母は意地悪な気分だったんだろう、

るっちゃんを部屋に入れるまい!と思って扉を閉めたのだろうけど、

そんな勢いで閉めるだなんて。

もしもるっちゃんが挟まれたら死んでしまうだろうと思うくらいの音だった。

私はすぐにるっちゃんのところへ向かった。

るっちゃんがケガをしていないか心配で胸がぎゅーっとなった。

母は一人で怒ってるっちゃんに向かって怒り口調でグダグダ言っていた。

猫相手に、憎しげに人間の子でも叱っているような口調で、

るっちゃんを見下ろして睨み付け、一人で一方的に言い続けていた。

頭おかしいんじゃないのなにあの顔、言い方、気持ち悪い。

自分の世界の中に入り込んで怒りを増幅させていたのか知らないが、

私が母の前にいたるっちゃんを抱き上げるまで

母は私が来たことに気づかなかった。

私に気づいた母は、

るっちゃん、ダメ〜と、変に穏やかさを装って言ったが、

あれだけ大きな声で憎しげにクドクド言っていたというのに

気づかれていないとでも思ったのか?

私はるっちゃんを抱いて2階へ上がった。

入退院の付き添いの話で

自分の思っていたように私が動いてくれないとイラついている母。

無意識にこういう八つ当たり的なことをする。

元は私への不満なハズだが、母にはその自覚がないので

押し込めたつもりの自分の気持ちが様な別の形で出る。

私に当たっても無視されるので、弱い者を通して

私に当てつけているのだ。

本人に言えば、そんなことはないるっちゃんが悪いことをしたからと言う。

るっちゃんが何をした?と聞くと、部屋に入ろうとしたと

はぁ?というような答えが返ってくる。じゃあ、今まで何で怒らなかった?

答えられないのだ。

るっちゃんは何もしていない。

ただ母の虫の居所が悪かったのだ。

それが無意識に私への不満で増幅されて当たったのだから。

るっちゃんへの八つ当たりは続いた。

にほんブログ村

にほんブログ村